探偵のお仕事について

探偵のお仕事は、主に個人や法人からの依頼に基づいて調査を行います。
個人からの依頼内容で大半を占める浮気調査では、配偶者や交際相手の浮気の現状を調査し依頼者の希望内容に合わせて浮気をやめさすよう復縁工作を行ったり、離婚をしたい場合には、確定証拠を掴んだりもします。また、離婚率が増加の一途を辿ってる近年では結婚前信用調査依頼なども存在します。短期離婚の原因として借金や結婚経験などの隠し事や異性関係などがありますが、そのような調査を秘密裏に行います。

さらに対人関係に関するトラブルで代表的なものと言えばストーカー被害などがありますが、最悪の結末になるという事件がニュースを賑わすことが多くなってきました。警察は事件が起こってからじゃないと動きませんが、誰にも気付かれず事前に決定的証拠、実態調査を行うのも探偵のお仕事です。問題が大きくなる前に解決策を提案します。警察や警備会社では対応できない分野を補う業種とも言えます。

法人からの依頼では、取引を予定している会社の信頼性、自社の評価、採用しようとしている人物の経歴を詐称していないかの調査、自社の機密情報を漏洩させている、あるいは横領している疑いがある社員の調査などがあります。

探偵業界について

警察庁生活安全局生活安全企画課の「平成28年度中における探偵業の概要」によると探偵業の届出業者数は5,691であり、内約3割が法人で残りの7割は個人業者で構成されている業界です。探偵業は平成18年の探偵業法「探偵業の業務の適正化に関する法律」の制定によって業務の定義明確化の義務や消費者との間で交わす調査契約への法令上のルール化などが義務付けされ、都道府県の公安委員会管轄のもと、以前に比べて法整備も進んで安全なお仕事が増えています。

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